「もの国」ブログ - 最新エントリー
研究室に学生用としておいてあるPC二台のうち、一台が壊れました。もう5年以上使ってきて、学生たちのハードな使用にも耐えてきたので、そろそろ買い替えかなあと思っていたところでした。それでも元気な方の(笑)PCが先にぶっ壊れたので、結構、困っています。
研究費は減額されているし、学生用のPCなんて予算くれないし、金の工面に頭の痛いところです・・・
氷河期再来 〜 一気に悪化する気配の地域経済
先週の週末に、久々にゼミの4年生とOB数名が集まりました。当然のごとく話題は、ここのところの悪化する経済状況。さすがに内定をもらい卒業を目前に控えている4年生と、社会人たちだけに、以前よりは話題が真剣です。 悪化するとは言われていたものの、ほんの数ヶ月前は、海の向こうの「サブプライムローン」問題という受け止めかただったのが、リーマン・ブラザーズの破綻で一気に、身近に影響を感じるようになりました。
内定を持っている学生たちも、とりあえず大手企業が中心なので、大丈夫だとは思うのですが、「内定の取り消しとか、入る前に倒産なんてことになったら」と心配気です。ここ数日、その心配も杞憂ではなく、現実のものになってきていることが、報道されています。「以前、内定取り消しっていうのがあって、大変だったんだよ」と言っても、きょとんとしていた学生たちが、もしかしたらと心配するほどの急激な悪化。
研究費は減額されているし、学生用のPCなんて予算くれないし、金の工面に頭の痛いところです・・・
氷河期再来 〜 一気に悪化する気配の地域経済
先週の週末に、久々にゼミの4年生とOB数名が集まりました。当然のごとく話題は、ここのところの悪化する経済状況。さすがに内定をもらい卒業を目前に控えている4年生と、社会人たちだけに、以前よりは話題が真剣です。 悪化するとは言われていたものの、ほんの数ヶ月前は、海の向こうの「サブプライムローン」問題という受け止めかただったのが、リーマン・ブラザーズの破綻で一気に、身近に影響を感じるようになりました。
内定を持っている学生たちも、とりあえず大手企業が中心なので、大丈夫だとは思うのですが、「内定の取り消しとか、入る前に倒産なんてことになったら」と心配気です。ここ数日、その心配も杞憂ではなく、現実のものになってきていることが、報道されています。「以前、内定取り消しっていうのがあって、大変だったんだよ」と言っても、きょとんとしていた学生たちが、もしかしたらと心配するほどの急激な悪化。
今年5月にある中小建設業で講演をした。この会社は明治45年創業で従業員数は40名、マンション、個人戸建住宅、事務所ビル、学校、区民センターなどを企画設計から施工まで一貫して行い、地域に根ざした企業として実績を挙げている。講演に先立ってこの会社の施工現場を見学した。地下鉄王子神谷駅から1分のところにある13階建てのマンション建設現場だ。
訪ねた日は屋上のコンクリートを打つ日で、現場前ではコンクリートミキサーの上に人が上って作業をしている。その近くではコンクリートの試験片を検査している人たちがいる。最初に地下部分の免震装置を見学した。スケールの大きな床下には3種類の免震装置があった。これを完備した賃貸マンションは初めてらしい。その後は1階ずつ上がって見学。下の階の方はかなり出来上がりつつあり、何人かが内装工事をしていた。しかし、上の方の階はまだそれ以前の工程だ。むき出しのコンクリート天井から電気配線がぶら下がっている。12階には天井のコンクリートを支えるパイプが林立し、壁には木枠が貼り付いたままだ。13階まで上がって外の足場に出て上に上がり、地上から送られてくる圧搾コンクリートが通るたびに大きく揺れる足場から屋上
を見学した。20名ほどの土工が作業中で、がっしりした熟練者らしき人が揺れる太いパイプを抱えながらコンクリートを注いでいる。それを数人の左官が見守りながら、仕上げの時を待っている。総工費5億円、50世帯ほどが入居するマンションの上棟現場は想像以上に迫力があった。
訪ねた日は屋上のコンクリートを打つ日で、現場前ではコンクリートミキサーの上に人が上って作業をしている。その近くではコンクリートの試験片を検査している人たちがいる。最初に地下部分の免震装置を見学した。スケールの大きな床下には3種類の免震装置があった。これを完備した賃貸マンションは初めてらしい。その後は1階ずつ上がって見学。下の階の方はかなり出来上がりつつあり、何人かが内装工事をしていた。しかし、上の方の階はまだそれ以前の工程だ。むき出しのコンクリート天井から電気配線がぶら下がっている。12階には天井のコンクリートを支えるパイプが林立し、壁には木枠が貼り付いたままだ。13階まで上がって外の足場に出て上に上がり、地上から送られてくる圧搾コンクリートが通るたびに大きく揺れる足場から屋上
を見学した。20名ほどの土工が作業中で、がっしりした熟練者らしき人が揺れる太いパイプを抱えながらコンクリートを注いでいる。それを数人の左官が見守りながら、仕上げの時を待っている。総工費5億円、50世帯ほどが入居するマンションの上棟現場は想像以上に迫力があった。
最近、雨が降ると豪雨。まるで熱帯になったかのようです。シンガポールに住んでいた時、現地の友人と一緒に歩いていて、すごく怒られたことがあります。それは側溝のフタの上を歩いた時のこと。「落ちたらどうするのだ!」と言う友人の顔を見ながら、「そこまで怒らなくても」と思ったのですが、よくよく見てみると、深い。日本のそれよりも、かなりの深さがあるのです。実は、その後少しして、日本から遊びに来ていた会社の後輩の一人が片足を落として、病院に担ぎ込むことになりました。シンガポールでは、雨季になるとバケツをひっくり返したような雨が降るので、それに対応できるように、側溝がずんと深く作られているのです。ずっとそんなことは忘れていたのですが、今年の各地の豪雨を見ていると、そろそろ日本も深い側溝に取り替えた方がいいのではと思ったりしています。
続・パネルベイってどこ? 〜 何が起こっているのか
大阪湾岸で大型プロジェクトが進み、活況である。薄型テレビ向けパネル工場の集積が火付け役となったので、大阪「パネルベイ」と呼ばれている。当初は、テレビ向けの液晶パネル工場、プラズマパネル工場だけだったのが、ここへ来て太陽光発電パネルの工場も相次いで進出が決まり、これまた「パネルベイ」の名称の現実味を帯びる要因となっている。
主要なものは、堺市に建設の進むシャープの液晶パネル工場、尼崎市のパナソニックのプラズマパネル工場、そして姫路市のIPSアルファテクノロジの液晶パネル工場の三つに加え、和歌山市の新日鉄の新高炉建設。こうした主要なものだけでも、経済波及効果は2兆2869億円に上るとの試算(関西社会経済研究所)もある。
さらに、新たな工場建設計画も明らかになり、これらに伴う形で大型の物流基地などの建設計画も進んでいる。永らく首都圏や東海圏に比較して、製造業の低迷が問題となってきた関西圏にとって、久方振りの産業活性化が進んでいる。
続・パネルベイってどこ? 〜 何が起こっているのか
大阪湾岸で大型プロジェクトが進み、活況である。薄型テレビ向けパネル工場の集積が火付け役となったので、大阪「パネルベイ」と呼ばれている。当初は、テレビ向けの液晶パネル工場、プラズマパネル工場だけだったのが、ここへ来て太陽光発電パネルの工場も相次いで進出が決まり、これまた「パネルベイ」の名称の現実味を帯びる要因となっている。
主要なものは、堺市に建設の進むシャープの液晶パネル工場、尼崎市のパナソニックのプラズマパネル工場、そして姫路市のIPSアルファテクノロジの液晶パネル工場の三つに加え、和歌山市の新日鉄の新高炉建設。こうした主要なものだけでも、経済波及効果は2兆2869億円に上るとの試算(関西社会経済研究所)もある。
さらに、新たな工場建設計画も明らかになり、これらに伴う形で大型の物流基地などの建設計画も進んでいる。永らく首都圏や東海圏に比較して、製造業の低迷が問題となってきた関西圏にとって、久方振りの産業活性化が進んでいる。
小生が大学に勤務し始めた1980年代後半、教員室には正規職員の方が1名働いていた。現在、教員室には常時2〜3名が勤務しているが、皆、大学の子会社である派遣会社から派遣されている方たちだ。学部や大学院の事務所、図書室、本部などで働いている人たちの中にもかなりの割合でこの派遣会社からの派遣社員が働いている。おそらく1名の正社員を雇用する費用で相当数の派遣社員を雇うことが出来るのだと思う。 また、当時までは守衛さんや印刷を行う職人さんたちも大学に直接雇用されていた。冬になると黒い厚手のコートを身にまとっていた守衛さんたちもいつの間にか姿を消し、今は警備会社の人たちが学内の各所に配置されている。担当となる警備会社は毎年入札で決まるようで、時々会社が替わっていっせいに知らない人たちばかりになる。印刷の仕事は子会社に移管された。学内をお掃除したり機械室などを管理する人たちも全て外注先企業の方たちである。しかも彼ら自身その企業の正社員ではない人たちが多いようだ。
そればかりではない。肝心の講義を担当する教員の中にも非常勤教員がたくさんいる。それも必修科目の中に多い。カリキュラムを改定して必修科目が増えるごとに非常勤や客員の方たちにお世話になる回数が増える。さらに、大学院を改革して社会人や外国人向けの科目を増やそうとするごとに学内に適材がいないことに気づき、ここでも非常勤、客員、特任などの肩書きの方たちが増加する。おまけに大学の広告塔として採用する教員(どのくらい給料を貰っているかは不明だが)もいる。早稲田で働く人たちの中で「都の西北」を3番まで歌うことの出来る人は急激に減少しつつある。
そればかりではない。肝心の講義を担当する教員の中にも非常勤教員がたくさんいる。それも必修科目の中に多い。カリキュラムを改定して必修科目が増えるごとに非常勤や客員の方たちにお世話になる回数が増える。さらに、大学院を改革して社会人や外国人向けの科目を増やそうとするごとに学内に適材がいないことに気づき、ここでも非常勤、客員、特任などの肩書きの方たちが増加する。おまけに大学の広告塔として採用する教員(どのくらい給料を貰っているかは不明だが)もいる。早稲田で働く人たちの中で「都の西北」を3番まで歌うことの出来る人は急激に減少しつつある。
毎年同じように、バタバタと忙しく夏が去っていきます。「大学の先生」というと、どうも世間的には夏休みはゆっくりと別荘にこもったり、海外に行ったりと言うイメージがあるようなのですが、なぜかそうした「理想形」からは大きくずれたままです。
今週も日帰りで大阪から高松まで行きました。さすが、日ごろの行いのよい私だけあって、全国的に豪雨・・・電車は止まったり、遅れたり、当然、せっかくの瀬戸大橋も窓の外は、真っ白でどこが海だかなんだか・・・・まあ、仕事が無事に終わっただけでも、よしとしよう・・・・そう高松駅の立ち食いさぬきうどんをすすりながら自分を慰めたのでした・・・・
この豪雨。行きつけのお店の地下が水没したそうです・・・中部、関東のみなさま、被害はなかったでしょうか。
焼酎づくりの現場を訪ねて 〜 焼酎ブーム終焉の中で
ある委員会に出席したら、「この焼酎ブームの波に、我々も乗って・・・」という話が出た。「残念ですけど、もう終わってますよ」とお話すると、少しがっかりしたような反応があって、「日本酒もいまひとつだし、焼酎も終わりですか・・・」という会話になった。
そもそも若者のアルコール離れが顕著になりつつある。ビールの消費量は、1994年をピークに減少している。発泡酒や第三のビールの消費量も減少傾向が止まらない。その中で、チューハイやカクテル類が伸びてきたといわれていた。そして、一躍ブームとなったのが焼酎、そして沖縄の泡盛だったのだが・・・・
実はすでに今年の3月には日銀鹿児島支店が、焼酎ブームは終焉したとのレポートを発表している。(http://www3.boj.or.jp/kagoshima/data/note/n0802.pdf)
今週も日帰りで大阪から高松まで行きました。さすが、日ごろの行いのよい私だけあって、全国的に豪雨・・・電車は止まったり、遅れたり、当然、せっかくの瀬戸大橋も窓の外は、真っ白でどこが海だかなんだか・・・・まあ、仕事が無事に終わっただけでも、よしとしよう・・・・そう高松駅の立ち食いさぬきうどんをすすりながら自分を慰めたのでした・・・・
この豪雨。行きつけのお店の地下が水没したそうです・・・中部、関東のみなさま、被害はなかったでしょうか。
焼酎づくりの現場を訪ねて 〜 焼酎ブーム終焉の中で
ある委員会に出席したら、「この焼酎ブームの波に、我々も乗って・・・」という話が出た。「残念ですけど、もう終わってますよ」とお話すると、少しがっかりしたような反応があって、「日本酒もいまひとつだし、焼酎も終わりですか・・・」という会話になった。
そもそも若者のアルコール離れが顕著になりつつある。ビールの消費量は、1994年をピークに減少している。発泡酒や第三のビールの消費量も減少傾向が止まらない。その中で、チューハイやカクテル類が伸びてきたといわれていた。そして、一躍ブームとなったのが焼酎、そして沖縄の泡盛だったのだが・・・・
実はすでに今年の3月には日銀鹿児島支店が、焼酎ブームは終焉したとのレポートを発表している。(http://www3.boj.or.jp/kagoshima/data/note/n0802.pdf)
2007年10月から、学部ゼミ生とスワンベーカリー十条店・赤羽店のパンを学内で毎週1回お昼休み時に販売している。この2店は随想録(62)で書いた(有)ヴイ王子が運営している。パンの製造・販売などを通じて障害者の雇用促進と自立支援をしている企業だ。創業者の小島靖子さんは十条店から程近い東京都立王子特別支援学校の先生だった。定年退職後、卒業生たちの雇用の場を確保するために、ヤマト財団が作ったFC、スワンベーカリーの第1号店となった。製造工場、販売店および喫茶店で障害者達が元気に働いている。彼らが遠くまで出かけて、官公庁、企業、幼稚園、養護ホームなどに直接宅配するところに特徴があるが、小島先生は「ユーザに届けるのはパンだけではなく、暖かさも届けています」と言われた。
この時、先生から障害者の自立を描いたビデオを紹介していただき、中小企業論の講義で学生たちに見せている。東映が制作した『「障害者」それぞれの暮らしそれぞれの自立』というこの作品の中で十条店の事例も紹介されている。小さな企業は経営者と僅かな従業員が持つ身体化された知識を駆使して付加価値を生み出すことで生きている。障害のある人たちも例外ではない。このビデオを繰り返し見ていると、生きるワザの極限値を教えられる。
この時、先生から障害者の自立を描いたビデオを紹介していただき、中小企業論の講義で学生たちに見せている。東映が制作した『「障害者」それぞれの暮らしそれぞれの自立』というこの作品の中で十条店の事例も紹介されている。小さな企業は経営者と僅かな従業員が持つ身体化された知識を駆使して付加価値を生み出すことで生きている。障害のある人たちも例外ではない。このビデオを繰り返し見ていると、生きるワザの極限値を教えられる。
某携帯電話会社のCMで、「シャベルですから」と言うのがある。「あれは、スコップでしょう。意味が判らないよねえ。」「えっ、あれはシャベルだろ。」「いや、ショベル。」「え、なになに、移植ごてのこと?」「移植ごて??」・・・爆笑・・・その場では、どうも関東圏では、小さな手に持って砂を掘るやつをシャベル、大きな柄がついて、足でざっくっと掘るやつがスコップと呼んでいるのではないかなあ、んでもって、関西圏ではそれが逆なような感じがするなあ・・・ということになったのですが、みなさん、いかがですか?
というのも、8月16日放送予定の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)の中で、堺市の浅香工業の工場見学をやります。えっと、シャベル、いやスコップ・・・・あの柄がついて大きくて足でザッてやるほうです。ちなみに、工場で伺うと中近東向けのはなぜか金色に塗装するように注文がするそうです。お盆の最中の放送ですので、ご家族みなさんでご覧下さい。
担当は、中村智彦です。
パネル・ベイってどこ? 〜 やっと風が吹いてきた?
ここのところ、ろくな話が無かった関西の経済界。そんな関西に、ちょっと元気になるニュースが出てきています。
まず、尼崎の松下電器産業のプラズマ工場。すでに二つの工場が稼動中。さらに約2800億円を投じて第3工場も建設中で、三工場がフル稼働すると、なんと世界のプラズマ需要の約60%をまかなうことができるようになるという。さらに、松下などの合弁によるIPSアルファテクノロジは姫路市にも液晶パネルの新工場建設だ。投資総額は三千億円に上る。臨海部に二つの工場を集積し、第三工場もいま建設中で、来年五月に稼働する。三つがフル稼働すれば、世界のプラズマ需要の六割を担うことになる。
そして、堺市にはシャープが3800億円を投資して、液晶工場と太陽電池パネル工場を建設中だ。
というのも、8月16日放送予定の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)の中で、堺市の浅香工業の工場見学をやります。えっと、シャベル、いやスコップ・・・・あの柄がついて大きくて足でザッてやるほうです。ちなみに、工場で伺うと中近東向けのはなぜか金色に塗装するように注文がするそうです。お盆の最中の放送ですので、ご家族みなさんでご覧下さい。
担当は、中村智彦です。
パネル・ベイってどこ? 〜 やっと風が吹いてきた?
ここのところ、ろくな話が無かった関西の経済界。そんな関西に、ちょっと元気になるニュースが出てきています。
まず、尼崎の松下電器産業のプラズマ工場。すでに二つの工場が稼動中。さらに約2800億円を投じて第3工場も建設中で、三工場がフル稼働すると、なんと世界のプラズマ需要の約60%をまかなうことができるようになるという。さらに、松下などの合弁によるIPSアルファテクノロジは姫路市にも液晶パネルの新工場建設だ。投資総額は三千億円に上る。臨海部に二つの工場を集積し、第三工場もいま建設中で、来年五月に稼働する。三つがフル稼働すれば、世界のプラズマ需要の六割を担うことになる。そして、堺市にはシャープが3800億円を投資して、液晶工場と太陽電池パネル工場を建設中だ。
いつの間にか今年も半年を過ぎてしまった。この6ヶ月間に初めて訪ねた町工場のいくつか紹介してよう。1月には、川崎市の久下精機(株)(くげせいき)を地元の工業高校の先生達と訪問した。高津区宇奈根にあるこの会社は、光導波路自動調芯装置(単一の光ファイバーを分岐する接続部で適切な位置で光の軸を合わせ接合させる装置、国内シェアの3割を占める)という製品で第2回川崎ものづくりブランドに認定されている。機械加工から製品開発へ移行してきた会社で、創業場所は目黒区中延。現在は創業者の長男(62歳)が会長、次男(54歳)が社長を務めている。
従業者数は12名ほどで、主力は30から40歳代の開発技術者達だ。主な開発製品は光ファイバーを接続するときに芯を合わせて接着する自動機械や携帯カメラのレンズの調芯・検査の自動機械などであるが、この会社が元々は高度な機械加工技術を売り物にしていたことをうかがわせる別工場が近くにある。ここでは60歳代後半の熟練工2名がフライス系の汎用機を駆使している。ステンレス鋼やモリブデン鋼などの難削材の加工ノウハウをかなり持っているようだ。事業の主力は製品開発に移ってもこういった熟練工を大切にしている点にこの会社のものづくり意識の高さを感じた。
従業者数は12名ほどで、主力は30から40歳代の開発技術者達だ。主な開発製品は光ファイバーを接続するときに芯を合わせて接着する自動機械や携帯カメラのレンズの調芯・検査の自動機械などであるが、この会社が元々は高度な機械加工技術を売り物にしていたことをうかがわせる別工場が近くにある。ここでは60歳代後半の熟練工2名がフライス系の汎用機を駆使している。ステンレス鋼やモリブデン鋼などの難削材の加工ノウハウをかなり持っているようだ。事業の主力は製品開発に移ってもこういった熟練工を大切にしている点にこの会社のものづくり意識の高さを感じた。
メルセデスベンツが、今後7年で石油燃料で動く車の生産から完全撤退すると発表したそうです。環境に配慮するという理由と、そして石油燃料が枯渇するだろうという予測からだとしています。ハイブリッド車の投入を始め、その後、2010年頃には電気自動車へ転換、そして将来的には水素燃料電池車に転換していくということだそうです。いよいよ自動車産業も大きく動くのでしょうか。
水道をひねったら水はでるのか・・・新幹線と高速道路は地方を活性化できるのか
かつて各地で活発な新幹線や高速道路の建設促進運動が行われた。10年ほど前、北陸のある地方自治体のビルにでかでかと「伸ばそう新幹線、飛ばそうジェット機」というキャッチコピーが掲げられていた。30年前、長崎の町に新幹線が描かれた小旗が街を飾っていたことを覚えている。当時、原子力船むつ修理受け入れの引き換えに、長崎新幹線を着工するという約束が国との間と成立し、これで長崎に新幹線がやってくると大騒ぎをしていた。
水道をひねったら水はでるのか・・・新幹線と高速道路は地方を活性化できるのか
かつて各地で活発な新幹線や高速道路の建設促進運動が行われた。10年ほど前、北陸のある地方自治体のビルにでかでかと「伸ばそう新幹線、飛ばそうジェット機」というキャッチコピーが掲げられていた。30年前、長崎の町に新幹線が描かれた小旗が街を飾っていたことを覚えている。当時、原子力船むつ修理受け入れの引き換えに、長崎新幹線を着工するという約束が国との間と成立し、これで長崎に新幹線がやってくると大騒ぎをしていた。
最近、オリンピック水泳競技で着用する水着に関する議論が喧しかった。結局、日本水泳連盟は契約している国内3社以外の水着着用も認めるという結論を出したが、この英スピード社製の高速水着「レーザー・レーサー(LR)をめぐる問題を二つの観点で見ながら「身体化された知識」について考えてみた。
まず第一は「道具の使用」という観点である。すなわち、水着が、陸上競技におけるレースシューズや野球におけるバットのような道具として捉えられているということである。水着を道具として捉えることに対する違和感は、LR水着を着たスイマー達が日本新を連発した時の古橋広之進水連名誉会長の「昔はふんどしをして泳いでいたんだよ」という発言に代表されよう。これは、NC工作機械やロボットが工場に登場した時に当時の熟練工が抱いた思いと似ているように思う。
まず第一は「道具の使用」という観点である。すなわち、水着が、陸上競技におけるレースシューズや野球におけるバットのような道具として捉えられているということである。水着を道具として捉えることに対する違和感は、LR水着を着たスイマー達が日本新を連発した時の古橋広之進水連名誉会長の「昔はふんどしをして泳いでいたんだよ」という発言に代表されよう。これは、NC工作機械やロボットが工場に登場した時に当時の熟練工が抱いた思いと似ているように思う。
