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ものづくり元気サミット2003

ものづくり元気サミット2003

2003年6月8日
「川崎市産業振興会館」にて、第2回目の「ものづくり元気サミット」が行われた。

早稲田大学商学部教授(当時)鵜飼信一先生、日本福祉大学経済学部助教授(当時)中村智彦先生、お二人の問題提起からサミット参加団体それぞれが、昨年からの活動と今後について意見交換を行った。


『ものづくりが好きだけで、町工場は生き残れるのか ~ ノスタルジーだけでは食べていけない』

「ものづくり」、「ものつくり」という言葉が一般に使われるようになって10年くらい経つだろうか。町工場で油まみれになって働く「職人」の姿、資金繰りに困る暗い顔をした「経営者」の話、「日本でここだけ」を繰り返すナレーション。本当にそうなんだろうか。それでは、伝統工芸と同じ道を辿っているだけではないのだろうか。町工場は、そのうち文化財に指定され、働く人たちは無形文化財になるのだろうか。まさか!そんなノスタルジーにあふれた見方ではなく、今、製造業の一角をなす町工場は、どう変わっていくべきなのか、もう一度、みんなで、考え、何をなすべきか話あってみよう。


そして、以下のような共同宣言を発表することとなった。


ものづくり元気サミット2003 共同宣言


「ものづくり元気サミット2003」に集った私たちは2002年京都で行われた元気 サミットでの共同宣言を踏まえ、より未来志向でお互いが理想とする将来像実現 へ向けて、具体的に交流を深める事が出来るようものづくりフェスタとういう事業を行った。

ものづくりフェスタは参加者自身が会場に足を運びその手でものづくりを体感するという、極めてアナログな催し物である。
一方で、その準備においてはインターネットを駆使した情報交換を行い、PCを利用した各種資料や映像、ホームページ等の作成が欠かせなかった。つまり、よりデジタルによる準備を行ってきたのである。

この状況は昨今の「ものづくり」に対するマスコミ等の感傷的な扱いとは一線を画するものであり、一過性のブームではなく、私たち中小企業がITを道具として静かではあるが着実に利用できている証と言えるのではないか。

アナログを実現するためのデジタルの利用という現在の状況は私たちにとって極めて日常的であり、かつ不可欠なものになっている。このことは私たち中小企業がそれぞれの特長を生かしながら企業活動を進めていくための1つの方法として認識されるであろう。

「ものづくり元気サミット2003」に集った私たちは、このような共通の認識に立ち、今後も地域の発展ひいては日本のさらなる飛躍のために貢献できる元気な中小企業ネットワーク構築を目指すものとする。

ものづくり共和国  新市場創造研究会  機青連  城南鍍金組合  Yu&Sana